都島区の名所・旧跡

大阪市水道発祥の地

都島区中野町5−13 毛馬桜之宮公園内

明治28(1895)年11月13日、大阪市最初の上水道が桜宮から送水されました。

それまで市民の飲料水は、淀川の川水か水質のよくない井戸水にたよっていましたが、市民の生活廃水が溝から背割下水に落ち、堀川を経て海に流されており、満潮時には旧淀川まで逆流したことから、コレラや赤痢などの伝染病がたびたび流行し、死者も多数出ていました。

大阪市では、当時の年間予算の3倍を超える経費と3年余の歳月をかけ、61万人の給水能力を持つ施設を整備しました。旧淀川から取水、浄化した水は送水ポンプで大阪城内配水池に汲み揚げられ、自然流下で市内に給水されたものです。

この桜の宮水源地は、大正4(1915)年9月、柴島水源地の完成により休止、その後廃止されました。