ママさんレポーターのふとん屋さんレポート
4月のレポート『和布団』


こんにちは!
都島区.comママさんレポーターの吉田和歌子です。

今日は都島本通3丁目、さくら通り商店街内に
ある、ふとん屋さん「美園(みその)」さんで、
和布団のできるまでを見学させていただきました。

この和布団は美園さんの2階にある作業場で
すべて職人さんの手作業によって作られています。

写真は和布団の職人・玉置正一さん(71歳)
この道45年のベテラン職人さんです。

■木綿綿(もめんわた)

和布団は、この木綿綿によって作られています。
木綿は動物性のものと違って、虫がつかないので
衛生的で、アレルギーも出にくいとのこと

おひさまに干すと、フカフカになるのも特徴の一つ
なのだそうです。

■綿を並べていきます

綿の繊維が、縦と横では強度が違うため、おふとんを作る
時は、縦横互い違いに敷き詰めていきます。

■かまぼこ型

綿が布団の形になってきました。布団カバーから
はみ出した綿をちぎって、ふとんの真ん中に置いていきます。

写真でもわかるとおり、真中が高い
かまぼこ型に仕上がりました。

これは職人さんの手作りふとんの特徴で、
通常機械で綿を詰めると、平面的なふとん
になるそうなんですが、このように真ん中を
高くすることで、ヘタり難く、丈夫なふとんに
なるのだそうです。

■手品みたい!

綿の成形が終わると、一番下に敷いているカバーの中に
クルリっと綿を入れ込みます。
私の目の前で、あっという間に綿がふとんに入ってしまって
まるで、手品をみているようでした!

■閉じています

綿を詰め込んだカバーを、針と糸で丁寧に閉じます。

私は見たことがないのですが、昔はどこの家庭でも、
お母さんが布団の綿入れをしていたんですって。

■綴じ(とじ)

最後に「とじ」という作業をします。
これは綿が偏らないように、そして切れないように
均等に上下を縫い付けていく作業ですが、これも
職人さんの腕の見せどころで、綴じすぎると、ふとん
が固くなるそうです。

約40分ほどで、和布団が完成しました。

和布団と言うのは、とても機能的で
夏涼しく、冬は暖かいのだそうです。

また、冬の寒い時には特にお勧めで
敷布団を和布団にすると、とても暖かい
のだとか。

そして、もう一つの特徴は、打ち直しをする
ことで、長い間ふとんを使えるそうです。

今は、ふとんを捨てるのにもお金がかかるし
打ち直しをして長年ふとんを使うというのは、
環境にも優しくていいですね!

写真はできたての和布団(敷布団)
ふっかふかで、すぐにでも寝ころんでみたい
衝動にかられます(笑)
ちなみに、私は職人さんの手作り和布団ってめちゃくちゃ高いと思ってたのですが、
美園さんでは、製造直売のため7千円台から購入できるとのことで、ちょっと安心しました(笑)

手作りの和布団、機械で作っている安いふとんに比べると、もちろんお値段は張りますが、

・虫が付きにくい
・衛生的
・アレルギーも出にくい
・丈夫で長持ち
・夏涼しく、冬あたたか
・打ち直しをすることで、長年使っていける

と、とても魅力的なふとんだと言うことを知りました。

出来立てのふとんで、寝ころんでみなかったことだけが心残りです(笑)